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株式会社 野沢組
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左官工事とは

「左官」
「左官」とは土、漆喰、モルタルなどの材料で、建物の壁、床、天井などを仕上げる職人のことで、その「左官」が行う塗り工事のことを「左官工事」といいます。
「さかん」という呼称は古く、奈良時代に宮中の建造物の壁などの修復の際、官位がないと宮中に出入りすることができないため、建築仕事を司る「木工寮(もくのりょう)」(大工)のしたに「属(さかん)」という官位をつくり与えて宮中への出入りを許したことに由来するといわれています。大工と並ぶ古来の建築専門職人でした。

(出典 大辞林)
「属(さかん)」⇒「左官」に変化した
参考文献 弾左衛門とその時代  塩見鮮一郎著 批評社
「町場」と「野丁場」
現在左官の仕事は大きく二つに分けられます。
一般の戸建て住宅などの内外の壁などを専門に塗る左官とマンション・ビルなどを専門とする左官。前者を「町場」といい後者を「野丁場」といいます。
野沢組は大手ゼネコンの一次協力会社としてマンション、ビル、商業施設などを専門にする左官で「野丁場」です。


「町場」
一戸建ての場合、外壁のモルタル塗りや室内の和室の壁塗りなどが主な仕事でしたが、近年モルタル外壁は工期や費用など面からサイディングなどの外壁に押されて需要が減っていますが、内壁などは環境にやさしい、アレルゲン物質を含まない「珪藻土」や「漆喰」などがクロス壁に代わって再び注目されてきています。またモルタル壁はデザインの自由度が高く見た目の美しさがあり、また地震にも強いとの研究があります。

町場の仕事
(写真:ウィキペディアより)

【珪藻土】植物性プランクトン(藻)が沈殿してできた堆積物(たいせきぶつ)。主成分は二酸化珪素。断熱材・保温材・吸着剤・七輪などに使われている。
【漆喰】古くは消石灰に苆(すさ)(きざんだ麻糸などの繊維質)と糊(フノリ,ツノマタなどの膠着剤)を加えて水練りしたもので防水・防湿に優れた、日本の気候に適した材料。


「野丁場」
マンションやビルの場合、躯体のコンクリート打設の後のジャンカ補修(ジャンカは、コンクリートの打設不良の事例の一つ)、下地作りなどが主な仕事になります。仕事の範囲は躯体の全域にわたり建設現場の中心となります。
町場と違って躯体補修、下地作りが中心になりますので完成後に仕事の結果が表から見えることはあまりありませんが、とても責任重大な仕事です。

野丁場の仕事

「左官」と「土間左官」
左官の中には「土間」専門の左官もいます。
「土間」というのはもともと日本の伝統的な民家や納屋などにみられる地面とほぼ同じ高さの空間で仕上げに三和土(漆喰を塗り固めた床)、珪藻土、コンクリート・タイルなどが用いられ、現代では玄関や駐車場の狭小空間としてみられますが、マンションや商業施設、倉庫などでは何十㎡、何百㎡といった広大な床(土間)のコンクリート打設をしなければなりません。打たれたコンクリを直ちに均し、表面を、きれいに平らに仕上げしなければなりません。この土間を専門にする左官を「土間左官」といい区別されます。もともとは仕上げ作業としてコンクリート打設後に左官でモルタル仕上げが行われていましたが、現在では、金鏝一発仕上げ主流です。

土間作業